シェウケンゴが応援しているフランスのフットボールクラブ「AJオセール」についてです。

クラブデータ

正式名称Association de la Jeunesse Auxerroise
(アソシエション・ドゥ・ラ・ジュネーズ・オセロワーズ」
ニックネームAJA
設立日1905年12月29日
スタジアムスタッド・ドゥ・ラ・ラベデシャン(18,541人)
オーナー🇨🇳ジェームズ・ジョウ
会長🇫🇷バティスト・マレーブ
監督🇫🇷クリストフ・ペリッシエル
最多出場🇫🇷ファビアン・コール(467)
最多得点🇵🇱アンジェイ・シャルマッフ(100)

オセールとはどんなクラブ?

フランス中部ブルゴーニュ地方ヨンヌ県の人口4万人の小都市、オセールをホームとするクラブで、110年以上の歴史を誇る。カトリック教会の青少年団体が母体となるクラブで、エンブレムにはマルタ十字にフットボールが施されている。チームカラーは白と青。由来は聖母マリアをイメージしていると説はあるが、当時のスタッド・アベ・デシャンの照明が芳しくなかったことから、白を貴重とした説もある。

2012年にリーグドゥに降格してからは、かつての輝きを取り戻せずにいるが、リーグアン優勝1回、クプ・ドゥ・フランス優勝4回と数々のタイトルを獲得しており、UEFAチャンピオンズリーグには3度、UEFAカップウィナーズカップには1度、UEFAカップには13回出場した。

設立のコンセプトが「青少年育成」であるため、クラブのアイデンティティも選手育成に力を注いでおり、1980年代からエリック・カントナを始めに、ジャン=マルク・フェレリ、バシール・ボリなどのフランス代表選手を輩出。2000年代には脚光を浴び、ジブリル・シセ、フィリップ・メクセス、オリビエ・カポなどフランス代表へ送り出した。近年はセバスティアン・アレ(アヤックス)、エヴァン・エンディカ(フランクフルト)などを輩出し、現在もなお、フランス有数の育成クラブとして名高い。

また「再生工場」としても定評があり、当時不調に陥っていたベルギーの名選手エンツォ・シーフォ、フランス代表DFローラン・ブラン、2000年代にはリヨンで出場機会を失っていた元フランス代表MFブノワ・ペドレッティを復活させた。